第380回モーニングセミナー
日 時 平成25年5月8日水曜日 午前6:30~7:30
会 場 東京第一ホテル松山 11階スカイブリリアン
栞 第1条 「今日は最良の一日、今は無二の好機」
テーマ 「百年企業へ二代目として生きる道」
講 師 株式会社ヴィンテージアイモク
代表取締役 井上 幸一 氏
参加社 40社45名
今回は、材木屋として「木の良さ」を伝えている井上さんに講話いただきました。
井上さんは、創業50年を迎える二代目社長です。長男として、子どものころから二代目を覚悟していたとのことでした。会社を継承したときの新築業界は、着工数、人口数の減少と大手企業の進出により、頭打ちでした。そこで、周りの反対を押し切って、「古材」に目を向けました。家は30年程度で建て替えられているのが現状です。しかし、木は切られたときが強固ではなく、100年程度経ってからだんだん強固になり、800年かけて劣化するそうです。また、2002年にリサイクル法が制定され、解体費用が高騰したのも追い風でした。「古材」の収集がしやすくなり、販売にメドがたつほどストックができたとのことでした。現在では、どのように「木の良さ」を伝えたらよいかを思考し、「木のソムリエ」を育成しました。今年は、全国の8ヶ所でイベントを実施します。3年後には、全国各地でイベントを行う予定です。皆さんも、是非、「気の良さ」を体験してください。
投稿者/広報委員長