第433回モーニングセミナー
日 時 平成26年6月18日水曜日 午前6:30~7:30
会 場 東京第一ホテル松山 11階スカイブリリアン
栞 第3条 「運命は自らまねき、境遇は自ら造る」
テーマ 「『公』と『私』のあり方を考える」
講 師 松前町立岡田中学校
学年主任 大津寄 章三 氏
参加社 27社30名(内20社23名松山北会員)
今回は現役の中学校教諭の大津寄さんに『公』と『私』のあり方について講話いただきました。
大津寄さんは、最初に今話題のワールドカップについて話されました。初戦を落とすと、決勝リーグに進める確率は数字上8%だそうです。あと、日本人サポータの多くが試合前からビニール袋を持参して、負けた試合後に観客席のゴミ拾いをしている姿を各国のプレスに賞賛されていたそうです。日本人は人間の理想としての普遍妥当な価値である「真善美」です。「善」の世の中であるが、立場によってどちらが正しいか判りません。「善」の部分で判断するより、「美」の部分で判断しないといけないのではないでしょうか。自分が不幸な人間は、人に手を差し伸べることはできません。それでも、手を差し伸べれる人は本物だと思います。「公」と「私」は対義語です。「私」は自分1人しか考えませんが、「公」は皆のことを考えます。入学したての中学生に1番大切なものは「自分の命」であると教えるそうです。そして、卒業する3年後に「自分の命」より大切なものが出てきたら、大人になったということです。それが「公」になることと教えているとのことでした。