2009/11/6 金曜日

第211回モーニングセミナー

Filed under: モーニングセミナー — kita_admin @ 10:53:08

日 時    平成21年11月4日水曜日 午前6:30~7:30

会 場    東京第一ホテル松山 11階スカイブリリアン

 栞      第4条 「人は鏡、万象はわが師」

テーマ    「認知症を社会の中で支える」

講 師    グループホームひがし野

        代表取締役 今井 典子 氏 

【愛媛県倫理法人会女性委員長・松山市中央倫理法人会普及拡大副委員長】

 

会長挨拶

会長挨拶

参加会員様

参加会員様

講師:今井様

講師:今井様

認知症サポーターブレスレット

認知症サポーターブレスレット

会場からの絶景

会場からの絶景

今回は、今後高齢化社会の日本で身近に直面する可能性のある「認知症」について、今井さんにどのように接したら良いかを講演いただきました。

皆さん、もしご自分の両親や身近な方が「認知症」になったら、どう接したらいいか考えたことがありますか。自分には関係ないと思っていませんか。認知症は85歳以上では、4人に1人といわれている、ありふれた「病気」です。身近な方が認知症になった場合の心の変化をお話いたします。

第1ステップ:異常な言動にとまどい、否定しようとする。

第2ステップ:認知症への理解の不十分さから対応が分からず混乱し、些細なこと                     に怒りを感じ、精神的・身体的に疲労困憊、絶望感に陥りやすいもっと                       もつらい時期

第3ステップ:怒ったり、イライラしてもメリットがないと思い、割り切るようになる時期

第4ステップ:認知症に対する理解が深まり、認知症の方のあるがままを受け入ら                            れるようになる時期

以上ような心理的状況変化があるとのことでした。認知症の症状は、それぞれ違う症状があり、その症状にあった対応をし、相手目線で相手のプライド・自尊心を傷つけないように接することが大切です。そこで、認知症を理解していただくために、全国で「認知症を知り地域をつくるキャンペーン・認知症サポーター100万人キャラバン」を実施しています。認知症サポーターを育成し、認知症になっても安心して暮らせるまちを目指しています。サポーター講座は、1時間程度で「認知症の基礎知識」を学んでもらい、認知症の正しい理解をいただく講座です。講座に関するお問い合わせは、各自治体の高齢福祉課までお願いします。

皆さん、少し早く起きて参加することで、貴重な講演が体験できます。絶景の見える会場で一緒に勉強しましょう!

投稿者/広報委員長

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