第464回モーニングセミナー
日 時 平成27年2月11日水曜日 午前6:30~7:30
会 場 東京第一ホテル松山 11階スカイブリリアン
栞 第17条「人生は神の演劇、その主役は己自身である」
テーマ 「復活の笛 コカリナ」
講 師 黒坂音楽工房
黒坂 黒太郎 氏
参加者 28社32名(内19社23名松山北会員)
今回は、昨日の「黒坂黒太郎コカリナコンサートwithSONGS」に引き続き、黒坂さんにコカリナの誕生について講話いただきました。
黒坂さんは、自分が感じていいものをどんどん取り入れて音楽活動されていました。そんな時、民俗学者・故宮本常一先生の教えを受け、人のつながりを大切にしていこうという考えのもと、全国各地でコンサートをしました。1955年、ハンガリーの民族楽器「桜のオカリナ」を楽器として精度の高いものに改良して「コカリナ」が誕生しました。阪神大震災の3ヵ月後の4月には神戸でコンサートを開催して、初めてコカリナを演奏しました。コカリナの音色が震災にあった人々に、癒しの時間を与えることができて好評でした。また、長野オリンピックのため伐採された木からコカリナを作り、地元の子供たちと一緒にオリンピックの各イベントで演奏したそうです。その後、オリンピックのイベントをご覧になっていた美智子皇后様から声をかけられ、コカリナを教える立場になったとのことでした。現在では、陸前高田の「奇跡の一本松」で作ったコカリナで、東日本大震災支援コカリナ&プロジェクトを立ち上げ、被災地を中心に全国各地で支援コンサートを行っています。機会があれば、一度演奏を聴いて見てください。最後に「ふるさと」を演奏して終了しました。