第461回モーニングセミナー
日 時 平成27年1月21日水曜日 午前6:30~7:30
会 場 東京第一ホテル松山 11階スカイブリリアン
栞 第14条 「希望は心の太陽である」
テーマ 「認知症の基本的な理解」
講 師 聖カタリナ大学
学生部長 秋山 昌江 氏
参加社 31社39名(内25社33名松山北会員)
今回は、高齢化に伴い、関心が寄せられている認知症について秋山さんに講話いただきました。
秋山さんは、高齢化が進むにつれて、今後認知症が増加傾向にあるとのことでした。認知症とは、大人になってから起こる認知機能の障害で、普通の日常生活を続けていくことが難しくなった状態をいいます。ちなみに認知機能とは、ものごとを判断する能力のことです。認知症は、脳の変性によっておこる病気です。認知症の7割程度は、脳が萎縮することが原因です。また、認知症になる病気は70種類程度あるとのことでした。認知症であれば、現れる症状で「中核症状」があり、「中核症状」には、①記憶障害②見当識障害③理解・判断力の障害④実行機能障害⑤失語、失行、失認、その他などがあります。それぞれ特徴が異なりますので、症状にあった対応が必要になります。現在の治療は、完治はなく症状の進行を遅らせることができます。早期診断、早期治療が大事な病気です。ご自身とか、家族で異常を感じたら、早期診断で対応してください。
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