2010/9/15 水曜日

第253回モーニングセミナー

Filed under: モーニングセミナー — kita_admin @ 18:30:55
日 時    平成22年9月15日水曜日 午前6:30~7:30 
 
会 場    東京第一ホテル松山 11階スカイブリリアン

 栞      第10条 「働きは最上の喜び」

テーマ    「きびしい道」

講 師    のらねこ学かん 

        館長 塩見 志満子 氏

参加社    48社61名

実践報告をする武田会長

実践報告をする武田会長

講師:塩見様

講師:塩見様

大盛況の会場

大盛況の会場

今回は教員時代に培った経験をもとに現在、ボランティアの支援で障害児、障害者、心の病む人、不登校の人たちと真剣に向き合っている塩見館長に講話いただきました。

最初は、講演に行った小学校の男子児童からいただいた手紙を披露されました。家族の団欒を増やそうとして食事中はテレビを消すようにしたい父親とそれを理解できない子どもの体験談でした。熱く語る父親に少しずつ理解を示す子どもの変化が書かれていました。心温まる内容の手紙でした。

また、衝撃を受けた子どもの夢も披露されました。塩見館長の講演を聴いた児童養護施設の小学3年生の男子児童が夢を語ってくれたそうです。その内容が「パパとママみたいに結婚して、生まれてきた子どもを殺して自分も死ぬ」と言ったそうです。それを聞いて返す言葉がなく、そっと抱きしめました。男子児童は「生まれて初めて人に抱かれた」と涙を流して喜びました。「そんな世の中をつくった大人が悪い!ごめんね」と心から詫びたそうです。何の罪もない子どもが、親の都合で虐待を受けている現実にやるせない思いになりました。このような子どもが少しでも減少するために、目の前の厳しい現実から逃げずに、立ち向かってほしい。人は皆、人に支えられて生きている。人が生きる勇気をくれる。「甘い道」と「厳しい道」があったら、迷わず「厳しい道」を選んで進む人間に育ってほしい。と、エールをいただきました。皆さんも実践しましょう。

来週は(医) 佐藤循環器科内科 佐藤 護様の「医療と経営-愚直に生きる」です。興味がある方は、気軽にご参加下さい。

投稿者/広報委員長

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