第249回モーニングセミナー
栞 第6条 「子は親の心を実演する名優である」
テーマ 「あえて困難な道を行く。そこから生まれるオンリーワン」
講 師 株式会社 フィースト
代表取締役 平岡 清樹 氏
参加社 40社50名
今回は武田会長が何気なく参加した松山伊予倫理法人会のモーニングセミナーで久しぶりに衝撃を受けたお話をされていた平岡さんに講話いただきました。
平岡さんは、高校生時代からエンジン整備に興味を持ち、自分のバイクをバラしてイジっていたそうです。高校卒業後、ディーラーに入社して知識習得に努めましたが、エンジンの可能性を求めて当時自動車業界では知らない人がいないくらい有名な大阪の「柿本レーシング」に入社するために、軽トラに荷物を積んで12時間ぐらいかけて単身で乗り込みました。しかし、入社が認められず、店先に3日間の座り込みを敢行し、4日目にして入社の許可を勝ち取ったそうです。入社するのにも苦労したそうですが、入社してからももっと苦労があったそうです。通常の営業をしながら、レース等にも参加していたので3~4日の徹夜は当たり前で5年間修行をされました。
その後、地元の砥部町に帰郷し「ガレージフィースト」を創業しました。創業後は親の借金を2年半で完済し、現在では修理工場・カー用品店・板金塗装工場・輸入車専門店の4店舗を経営してます。創業から平岡さんが大切にしていることが、社員の「ヤル気」や「モチベーション」を上げる努力をしています。入社希望で訪問等があっても、じっくり話し込んで「ヤル気」を感じ取ります。そのため、創業以来20年目を迎えますが、自ら退職をした人が3名しかいません。社員教育もバッチリされており、社員専用ホームページで意識合わせもされています。平岡さんの働く背中を見て、社員が結束しているとのことでした。
来週はNPO法人アクティブボランティア21野本 千壽子様の「子どもの世界で見えてくること」です。興味がある方は、気軽にご参加下さい。
投稿者/広報委員長